FrontPage

消費税の基本

具体的な仕訳例 【1】電車代 http://www.taxinfo.jp/image/jitsumu-01-g1.gif http://www.taxinfo.jp/image/j-01-03-g1.gif

※210円は税込みの金額なので、税抜きにするには、次のように計算します。

210円×100/105=200円

【2】商品の発送代金を支払った場合

http://www.taxinfo.jp/image/jitsumu-01-g2.gif http://www.taxinfo.jp/image/j-01-03-g2.gif

消費税等の会計処理の選択 法人税又は所得税の課税所得金額の計算に当たり、事業者が取引に係る消費税等の会計処理について、税込経理方式又は税抜経理方式のいずれの方式を選択するかは、事業者の任意ですが、原則として、すべての取引について同一の方式を適用する必要があります。

ただし、売上げ等の収益に係る取引につき税抜経理方式を採用している場合には、次のような一定のグルーピングによる経理方式を採用することも認められています。http://www.taxinfo.jp/image/j-01-04-g1.gif 出典:財団法人 大蔵財務協会 「消費税の実務と申告」平成15年版

	※1 所得税の課税所得の計算に当たり、不動産所得、事業所得、山林所得又は雑所得ごとに選択可能です。なお事業用資産の譲渡については、その資産を事業の用に供していた所得等と同一の経理方法による事となります。

※2 個々の固定資産等又は個々の経費ごとに異なる経理方式をとる事はできません。

※3 期中は税込みによって経理し、その課税期間終了の時に一括して上記のうちいずれかの方法に変換することも認められています。(年末又は期末一括税抜経理)

税抜経理方式の簡便法

【税抜経理の会計処理の方法には、次の3通りがあります。】

(1)仕訳時税抜経理 (2)月次一括税抜経理 (3)年末(又は期末)一括税抜経理

具体例 (1)仕訳時税抜経理

次の期中取引がありました。
		(税抜金額) 		(税込金額)

当期の商品売上高 1,000千円 1,050千円 商品仕入高 600千円 630千円 経費の支払額 100千円 105千円

	取引の都度、税抜きで仕訳します。
	[期中の仕訳処理]

http://www.taxinfo.jp/image/j-02-g01.gif

具体例 (2)月次一括税抜経理 の期中取引がありました

		(税抜金額) 		(税込金額)

当期の商品売上高 1,000千円 1,050千円

				

商品仕入高 600千円 630千円

				

経費の支払額 100千円 105千円 取引時は、税込みで仕訳して、 月末に消費税等の分を、仮受消費税等、仮払消費税等に計上する振替仕訳を行います。

[期中の仕訳処理]

http://www.taxinfo.jp/image/j-02-g02.gif [月末の仕訳処理] http://www.taxinfo.jp/image/j-02-g03.gif

具体例 (3)年末(又は期末)一括税抜経理

	次の期中取引がありました
		(税抜金額) 		(税込金額)

当期の商品売上高 1,000千円 1,050千円

				

商品仕入高 600千円 630千円

				

経費の支払額 100千円 105千円

取引時は、税込みで仕訳して、期末に消費税等の分を、 仮受消費税等、仮払消費税等に計上する振替仕訳を行います。

[期中の仕訳処理]は http://www.taxinfo.jp/image/j-02-g02.gif

[年末(又は期末)の仕訳処理]は

http://www.taxinfo.jp/image/j-02-g03.gif

本則課税制度とは

	
		本則課税制度のやり方について教えて下さい。
		
		課税事業者の納付する消費税額は、

原則として課税期間の課税売上げに係る消費税額から課税仕入れ等に係る消費税額を控除した金額となります。 今回の改正により、基準期間の課税売上高が5,000万円を超える事業者は、すべて本則課税制度により消費税額を計算することになります。

	改正前:基準期間の課税売上高が2億円を超える事業者は、すべてが本則課税制度により消費税額を計算することになります。

消費税の納付税額の計算


トップ   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS